子供や夫に怒ってばかりで自己嫌悪に陥る人に読んでほしい一冊

  • 2021年12月25日
  • 2023年7月9日
  • 育児

こんにちは、ふーままです。

子育てをしていると、子供のイヤイヤ攻撃で自分の予定通りに進まなかったり、ダメと言ったことを何回もやられたりと、どうしても怒ることが多くなりますよね。

そしてそのイライラを夫にぶつけてしまったり。。。

 

「イライラしすぎて疲れる」
「怒るのをやめたい」
「すぐ怒鳴ってしまう自分を嫌いになりそう」

そんな方におすすめの一冊が『怒らないこと』です。

 

 

これは仏教をベースとしたアンガーマネジメント本です。

他にもアンガーマネジメントの本は読んだことありますが、自分の中ではこの本が1番刺さりました。

 

本って読んでも結局頭に残るのって、内容の5%ぐらいなんですよね。(私だけ?)

でもこの本は伝えたいことがシンプルで。

本書では仏教の考え方が紹介されていますが、小難しいものではなく、一貫して「怒る人はバカ」ということが書かれています。

怒りを感じたら10秒数えるとか他のものに意識を逸らすとかそういうテクニック的な話はありません。

「怒り=悪」というように怒りに対する意識自体を変えるところが他のアンガーマネジメントと違って新しい!

怒らない方法をいろいろ試したけど、どうしても怒るのをやめられないという方はぜひ一度読んでほしいです。

 

本書を読んで変わったこと

怒ってしまったときの言い訳ができなくなり、自分の中の怒りに本気で反省するようになった

本書では、怒りは自然なものだからしょうがないとか、怒りを人格化して(自分の中にいる天使と悪魔的な感じ)、怒っているのは本当の自分じゃないとかは考えず、一貫して「怒ることは悪であり、自分が原因である」としています。

私は、昔アンガーマネジメント本から得た知識で「もし怒りが抑えられず子供に怒鳴ってしまったら、そのときは必ず謝り、怒った理由を伝えましょう」というものがありました。

それから怒ってしまったら謝るようにしていたんですが、いつからか「後から謝れば怒っていいよね、そもそも悪いのは何度言っても聞かない息子くんなんだし」と考えるようになってしまってました。

怒る自分が悪いのではなく、怒らせる相手が悪い(自分が正しいに決まってる)という傲慢な考えだったんですね。

本書を読んで、それに気づかされました。

 

自分の中の怒りを客観的に見ることができるようになり、瞬発的に怒鳴ってしまうことがなくなった

怒りに対しネガティブなイメージを持つことで「怒るなんて恥ずかしい!」と思うようになりました。

そうすると自然と怒らなくなった!!

しかも私が怒るのをやめたら、夫もほとんど怒らなくなりました。

あんなに毎日喧嘩していたのに、、

私はずっと「付き合ってた頃はこんな人じゃなかったのに。なんで結婚したら怒りっぽくなったんだ」と思っていました。

そりゃ、私がイライラしてたら夫もイライラしますよね。私が周りも不幸にしてたんだなとかなり反省しました。

 

まとめ

「怒る人はバカ」というパワーワードがこんなにも自分にグサッとくると思いませんでした。

小手先のテクニックで気を逸らすのではなく、怒りというものを嫌悪することが怒らなくなることの近道なのかもしれません。

「怒り」がなくなるだけで、毎日がハッピーになります。そして自分がハッピーだったら、周りもハッピーに。

よかったらぜひ読んでみてください!