後悔しない人生にする有能ツール 進化版「バケットリスト」のメリット・作り方

こんにちは、ふーままです。

この記事では、進化版バケットリストのメリット・作り方を紹介します。

バケットリストを作って、実践していくことで、死ぬ直前に後悔する可能性は格段に減ります。

バケットリストはこんな方におすすめ

  一度きりの人生後悔したくない
  目標がなく、だらだら過ごしてしまっている
  ただ老後ために貯蓄するだけの日々で本当にいいのかなと思っている

 

進化版バケットリストとは?

皆さん、バケットリストという言葉を知っていますか?

バケットリストとは、「死ぬまでにやりたいことリスト」のことです。

首吊り自殺をする際、バケツの上に立って、首に縄をかけ、バケツを蹴って死ぬという状況から「kick the bucket」という熟語が「死ぬ」という意味になりました。そこから転じて、「死ぬまでにやりたいことリスト」のことを「バケットリスト(bucket list)」と呼ぶようになったそうです。

往来のバケットリストは、「死ぬまでにやりたいこと」を、ただ箇条書きするだけですが、進化版バケットリストでは、やりたいことに期間を定めます。

この進化版バケットリストは、「Die with zero」という本で紹介されています。(著者はタイムバケットと呼んでいます)

往来のバケットリストではなく、進化版バケットリストを使うメリットについて、以下で説明します。

進化版バケットリストを作るメリット

進化版バケットリストを作るメリットは3つあります。

①人生は有限であることを再認識できるため、行動を起こす意欲が湧く
②やりたいことの相応しい時期がわかり、具体的な計画を立てることができる
③死ぬ瞬間に後悔する可能性が格段に減る

1. 人生は有限であることを再認識できるため、行動を起こす意欲が湧く

「Die with zero」で大学一年生を被験者にした心理学の実験が紹介されていました。

・Aグループの学生には、30日後に現在のキャンパスから遠く離れたキャンパスに引っ越すことを伝え、今後の30日間の行動を計画させた。この30日間、1週間ごとに学生たちにはその週の自分の行動を記録させた。

・Bグループには、特に何も指示は与えず、普段通り過ごすよう指示した。

その結果、Aグループの学生はBグループの学生に比べ、幸福度が上がっていた。

Aグループの学生は、30日後キャンパスが変わることを意識することで、大学生活を通じて出会った人と会ったり、気に入った場所を日常的に訪れたり、残り少ないキャンパス生活を満喫しようとした。

この実験から、人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まるということがわかります。

 
こっこ
確かに、旅行では、短い期間にいろんな場所を巡ったり、アクティビティに参加したりするよね
 
ぴっぴ
それも終わりを意識しているからだったんだね

バケットリストを作ることで、「人生は有限」という当たり前ですが、なかなか目を向けることができない事実を認識することができます

また、往来のバケットリストでは、ただ死ぬまでにやりたいことを挙げるだけでしたが、進化版バケットリストのようにやりたいことを年代別に分けることによって、期限が短くなるので、より一層時間の大切さに気づくことができます。

2. やりたいことの相応しい時期がわかり、具体的な計画を立てることができる

自分の「やりたいこと」を、実現したい時期に振り分ける作業をすると、それを行うための相応しい時期があるということと、同じ期間での両立が難しい「やりたいこと」があることに気づきます。

 
ぴっぴ
スケボーをやってみたいんだけど、40歳でやるのはきびしいよね・・?
 
こっこ
できないことはないと思うけどもっと早くから始める方がいい気がするよね。僕の妻は、「そろそろ転職したいけど、子供が小さいから難しいよね・・」ってぼやいていたよ。
 
ぴっぴ
やりたいことを年代別に分けると、その年代しかできないことや諦めないといけないことが見えてくるね・・・

往来のバケットリストはどちらかというと「死ぬまでにできたらいいな」という感覚になりがちですが、進化版バケットリストでは、やりたいことを現実的な問題として捉えることができます。 

3. 死ぬ瞬間に後悔する可能性が格段に減る

一番大事なのは、バケットリストを作ることではなく、作ったバケットリストを実現するため、行動することです。

上でも説明したように、進化版バケットリストには、①行動する意欲がわく ②実現のための具体的な計画を立てることができる の2点のメリットがあることから、往来のバケットリストよりも 「実際に行動し、実現する」可能性が高まります。

死ぬまでにやりたいことを消化していけるのですから、死ぬ瞬間に後悔する可能性は格段に減りますよね♪

進化版バケットリストの作り方

以下で進化版バケットリストの作り方を紹介します。

  1.  現在をスタート地点、予測される人生最後の日をゴール地点にし、それを5年間または10年間区切りにする
  2.  やりたいことをリスト化する
  3.  やりたいことを、実現したい時期に振り分ける

下の図は実際に私が作成した進化版バケットリストです。

私は、ゴール地点を健康寿命に設定しました。 (厚生労働省の2016年調査によると、健康寿命は男性が72.14 歳、女性が74.79歳とのこと)

こう見ると、30代にやりたいことが圧倒的に多いですね。70代は思いつきませんでした。こうやってやりたい時期を分けていくと、死ぬまでにやりたいことと言っても、死ぬまでの時間をフル活用できるわけではないということがわかります。 

子供とやりたいことはたくさんありますが、いつまで親と一緒に遊びに行ってくれるのだろうと思うと悲しくなります・・・(笑)

 

バケットリストを作るときは以下の点に注意してつくりましょう!

バケットリストを作る時の注意点

  初めから完璧なリストを目指さない!いろんな経験をしながら適宜やりたいことの追加、修正をしていきましょう
  お金のことは考えない。経済的なことばかり考えると、やりたいことが後回しになってしまい、時間と健康は有限というシンプルな事実を忘れてしまいがち

お金のことはバケットリストを書いてから考えましょうね!

(「やりたいことを叶えるためには、○円必要だから今から1ヶ月○円ずつ貯金しよう!」や「こんなにかかるのならこれは諦めてその代わりあれをやろう!」などバケットリストを作ることで具体的な計画を立てることができるようになります。なので、お金のことはバケットリストを作ってからです。)

ちなみに、バケットリストをアプリで管理するのもおすすめです。

やりたいことを思いついたときにさっと追記できますしね。

私は以下のアプリを使っています。

人生で叶える夢リスト「MY BUCKET LIST 100」

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まとめ

この記事では、進化版バケットリストは何か?からそのメリット、作り方について紹介しました。

生きている限り、すべての人に死が訪れるにもかかわらず、自分がいつか死ぬということを忘れて日々過ごしてしまいがちです。

 介護職として患者に寄り添ってきた女性が書いた「死ぬ瞬間の5つの後悔」では、余命数週間の患者たちに聞いた後悔のトップ1、2が「勇気を出して、自分に正直な人生を生きればよかった」「働きすぎなければよかった」だったとのことです。

働くことも大事ですが、自分のやりたいことを見失わず行動し、「わが生涯に一片の悔いなし!!」と死んでいきたいですね。

 

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