Panasonic(パナソニック) プチ食洗 購入前の注意点!我が家にも設置できる?

  • 2021年3月29日
  • 2023年7月9日
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こんにちは、ふーままです。

この記事では、Panasonicのプチ食洗(NP-TCR4)を購入する前に、確認しておくべきことを6つまとめました。

 

「キッチンが狭くて小さい食洗機しか入らない」

「まずは少し安めのもので、食洗機がどんなものなのか体験してみたい」

 

そう考え、Panasonicのプチ食洗を検討している方がいるのではないでしょうか?

 

“水切りかごを置くスペース”に設置できることがウリのこの食洗機。

しかし、設置するにはスペース以外にも条件があります。

 

私は「今水切りかご置いてるところにぴったり入るじゃん!」と購入したのですが、ホース・コンセント等が届かず思いの外、追加費用がかかってしまいました。

 

以下に、購入前に確認すべきことをまとめましたので

「ミニ食洗を導入したいけど、そもそも我が家に取り付けられるのかな?」

と思っている方は参考にしてください。

 

購入前に注意すること

1. 設置スペースがあるかどうか

大前提ですが、食洗機本体を置くスペースがあるかどうか ちゃんと測って確認しましょう。

 

① 本体を水平に置くスペースがあるか

本体の大きさ(実寸)は、以下になります。

 

本体自体の高さは45.5cmですが、

本体の上にある排気口から蒸気が出るので、本体高さよりも 最低でも+6cmの高さが必要になります。

 

 

本体後ろと壁の間には、給水ホース・排水ホースが通るので、隙間が必要です。

公式HPでは0.5cmの隙間が必要とありますが、ホース自体 2cmあるので、 隙間は5cmぐらいあるほうが良いと思います。

 

スペースが足りないけど食洗機置きたい!という方は、下のような食洗機を置くための台が売っているのでこちらの購入を検討しても良いかもしれません。

 

 

 

公式では、「食洗機は水平な場所に置く」とありますが、メタルラックのような網網の上に置く人もいるみたいです。また3〜5mm程度の傾きであれば、付属の調節脚で高さが調整できます。(傾いたまま使用すると、水漏れや誤作動の原因になるため、水平に越したことはないですが!)

 

② ドアがちゃんと開くか?

「置けたはいいけど、ドアが開かない!」ということがないように、前方に 60.3cm以上のスペースがあるかどうか確認しましょう。

 

 

シンクの横に置くときは蛇口にあたってしまうケースが多いようです。

 

2. パナソニック専用の分岐水栓が取り付けられるか

キッチンの蛇口から、食洗機用の水を引っ張ってくるために、分岐水栓というものをつけなければいけません。

 

 

自宅の蛇口に対応したパナソニック専用の分岐水栓がないないと、水を引っ張ってこれないため、食洗機が置けません。

自宅のキッチンの蛇口に対応する分岐水栓があるかどうかは下記のサイトから確認しましょう。(蛇口に記載の品番で検索できます)

 

パナソニック食器洗い乾燥機専用・分岐水栓ガイド↓

 

高いものは1万円ぐらいするので、予算の上限がある方は分岐水栓の値段も確認してみてください。

(上のリンクで出てきた分岐水栓の型番を、ネットショッピングで検索するとだいたいの値段がわかります)

 

ちなみに食洗機の取り付けを依頼する際は、業者に分岐水栓持ってきてもらうより、自分で購入しといたほうが安くすむことが多いようです。

自分で準備する際は、注意事項をよく読んでから購入してくださいね。

 

パナソニック専用の分岐水栓があっても、古い蛇口の場合、蛇口を分解し 分岐水栓を取り付けると、水漏れを起こす場合があるようです。(取付作業員の技量不足とかではなく、錆・劣化がひどい蛇口だと、どうしても水漏れが起こってしまうとのこと。やってみないとわからないようです。)また、新しい蛇口でもパッキンが古くなって水漏れする可能性はあるみたいです。その場合はパッキンを替えればOK。

 

3. 食洗機からコンセントまでの長さが1.5m以内か・アース取り付け可能か

発火の危険性があるため、食洗機は延長コードNGです。

直接コンセントに挿す必要があります。

電源コードの長さは1.5mですので、食洗機を設置予定の場所からコンセントまでの距離が1.5m以内であるか確認しましょう。

 

また、漏電時に感電の恐れがあるため、アースの取り付けも必要です。

食洗機近くのコンセントが、アース付きコンセントかも確認しましょう。

 

私の実家も食洗機を置いているため、確認してみると、延長コード(1個口)使用 + アース取付なし でした… (汗) しかし、設置工事にきてくれた作業員の方に聞いてみると、食洗機は長時間・高温度で使用する(600Wが90分間ほど)ものなので発火の恐れがあるとのことです。危険なので、やめておきましょう….

 

4. 蛇口から食洗機までの長さが1.2m未満か (そうでない場合、追加費用)

キッチンの蛇口から食洗機を繋ぐ給水ホースの長さは、1.2mです。

給水ホースというのは、分岐水栓と食洗機を繋いだホースのことです。これで食洗機へ水を送ります。

 

 

蛇口から食洗機までの長さが1.2m以上の場合は、延長コードを購入しなければなりません。

延長給水ホースは、2mと4mがあります。

▼2m

 

▼4m

 

延長ホースがあるので幸いつけられないということはなかったのですが、我が家は給水ホースの長さなんか考えもせず食洗機を購入してしまったので、追加費用にがっくりしてしまいました(笑)

 

 

5. 食洗機からシンクまでの長さは1m未満か(そうでない場合、追加費用)

食洗機から水を排出するために、排水ホースをつける必要があります。

排水ホースの長さは1mのため、食洗機からシンクまでの距離は1m未満である必要がありますが、

こちらも給水ホースと同じく延長コードが別売りでありますので、1m以上でも設置することは可能です。

▼つぎたし用 1m

▼1.4m

6. 水の元栓はちゃんと閉まるか

食洗機設置工事をするにあたり大前提となりますが、水の元栓がちゃんと閉まるかどうかです。

元栓を閉めても、水が出てくるようでしたらそもそも設置工事ができません。

(これがそもそもダメだったら、食洗機以前に修理にきてもらったほうがいい気がしますが。笑)

 

まとめ

ミニ食洗を購入する際は、以下の点を事前に確認しておきましょう。

 

 設置スペースがあるかどうか  (横47cmX奥行65cmX高さ52cm)←ドア開放時&壁〜食洗機の隙間含む

 パナソニック専用の分岐水栓が取り付けられるか

 食洗機からコンセントまでの長さが1.5m以内か・アース取り付け可能か

 蛇口から食洗機までの長さが1.2m未満か (そうでない場合、追加費用)

 食洗機からシンクまでの長さは1m未満か(そうでない場合、追加費用)

 水の元栓はちゃんと閉まるか

 

私自身、置くスペースある!というだけでミニ食洗を買ってしまいましたが、

設置工事を依頼し、業者にきてもらうと、コンセントが届かない、給水ホースの長さが足りないというような問題があり、食洗機本体以外のところでかなりお金がかかってしまいました…. (コンセントに届かせるためにわざわざ1万円ぐらいのラックを書いました…泣)

これからミニ食洗の導入を考えている方には、事前に 設置に際しこのような制限があるということを知ってもらった上で、購入を検討していただけると嬉しいです。

 

 


ちなみに食洗機の設置ですが、私は業者にやってもらいました。どこも大体5,000円〜7,000円ぐらいのようです。

理由としては「自分のやり方が間違っていて、壊れてしまったら保証がつかないから」です。

実際やってもらってよかったと思います。

 

 分岐水栓の取付時、内部部品をいじることで 食洗機へ補給する水を、ガス給湯器のオンオフに連動させお湯を出したり水を出したりする か 水オンリーにするか変えれる

 分岐水栓は年数経つと、錆びて取れなくなってしまうので、シリコングリースの塗布が必要(必ずしも取れるという約束ができるわけではないので、賃貸の方は注意してください)

といったような自分で取り付けようとしていたら知らなかったかもしれないこともあったので、お任せしてよかったと思えました。

食洗機導入の際は、ぜひ設置工事も検討ください。