CodeCamp(コードキャンプ)を実際に4ヶ月受講した感想【体験レビュー】

こんにちは、ふーままです。

この記事では、プログラミング・デザインともに全くの素人である私が、CodeCampでウェブデザイナー講座を4ヶ月受講した感想を紹介します。

 

「プログラミング、Webデザインを勉強して、副業やフリーランスとして稼ぎたい」

そう考え、オンラインプログラミングスクールの中でも知名度の高い CodeCamp の受講を検討している方も多いのではないでしょうか。

 

そんな時 やはり、実際に受講した人の感想を聞いてみたいですよね。

 

結論からいうと、

 

   講師の指導のおかげで、初心者の私でも 教科書の内容や課題を理解することができた!
  レッスン開講時間も長いため、仕事をしながらの学習も可能!
  でも、勉強への強制力がないので 学習意欲の持続が不可欠!

 

と感じました。

 

以下で、

 CodeCampの基本情報

 CodeCampのメリット・デメリット

をまとめましたので、「CodeCampは自分に合っているのかどうか」を見極める参考にしてください。

 

CodeCampとは

まずはCodeCampについて簡単に解説します。

 

CodeCampは、オンライン完結型のプログラミング学習サービスです。

スクールに通う必要がなく、家で勉強できるので、仕事や学業と両立しながら学ぶことができます。

ただ教科書を読むだけではなく、それぞれの章に課題が用意されており、課題をこなすことで理解度を確認することができます。

教科書や課題で疑問があれば、現役エンジニア講師による個人レッスンで、質問することができます。

 

CodeCampの特徴

1. 東証一部上場企業への導入実績 / メディア掲載実績 がある

CodeCampは、個人向けだけでなく IT企業や大手企業の研修プログラムに採用されています。(導入企業300社以上!)

 

 

また テレビや新聞、ビジネス誌 (NHK・日本経済新聞 etc…) など多くのメディアで紹介されています。

 

2. マンツーマン指導を受けられる

教科書を読んでわからないところがあったら、ビデオ通話 (Googleハングアウト) で講師に質問することができます。※事前の予約が必要です。

レッスンは毎日7:00から23:40まで、年中無休で開講されており、1回40分です。

 

3. 講師は現役のエンジニア

マンツーマンレッスンの講師は大手IT勤務、ベンチャー勤務、起業・独立などの経験がある現役エンジニアです。

実績があるだけでなく、指導もわかりやすく丁寧です。

 

4. 自分の学習スタイルに合わせた講師が選べる

マンツーマン指導してくれる講師は自分で選ぶことができます。

 

レッスン予約時に、講師一覧から好きな講師を選ぶことができるのですが、

講師のレッスンスタイルや特徴が以下のようなアイコンで記載されています。

goldゴールド認定   silverシルバー認定  

フレンドリーフレンドリー   初心者歓迎初心者歓迎  

ゆっくり説明ゆっくり説明   さくさく説明さくさく説明 

Win&Mac対応可Win&Mac対応可  お話し好き歓迎お話し好き歓迎 

起業・独立経験起業・独立経験  ベンチャー経験ベンチャー経験

IT大手勤務経験IT大手勤務経験    子育てママパパ子育てママパパ

レッスン経験が多く、生徒からのレッスン評価が高ければ、ゴールド認定、シルバー認定といった形で認定がつきます。

初めはゴールド認定を取得している講師からレッスンを受けてみるなどして少しずつ自分にあった講師を探していくのもいいですね。

 

5. 幅広いカリキュラム・言語

CodeCampでは、Webサイト制作やWebデザインだけではなく、Webアプリ開発やiPhone/Androidアプリ開発も学習できます。

※すべてのカリキュラムを学ぶことができるプレミアムプラスコースも用意されています。

上記のほかに期間限定のコースも用意されており、2021年3月16日現在では、「Pythonデータサイエンスコース」や「WordPressコース」があります。

 

6. 講師にキャリア相談も可!

マンツーマンレッスンでは、教科書や課題の疑問だけではなく、キャリアについても相談できます。

エンジニア/フリーランスの働き方、子育てや介護との両立できる働き方など話を聞くことができるので、自分のキャリアプランをより明確に描くことができるようになりますよ。

 

CodeCampのデザインマスターコースを受講しようと思った理由

コロナによる業績悪化のため、勤めている会社の給料が下がってしまい、「これからの時代、会社に依存するのではなく、自分でも稼いでこれるスキルを持つことが大事だ!」と思いたち、

働きながら在宅で始められる副業について調べたところ、ウェブデザイナーについて知り、受講を決意しました。

 

CodeCampのデザインマスターコースとは

1. 何が学べる?

デザインマスターコースでは

 Illustrator

 Photoshop

 HTML

 CSS

 JavaScript

 Bootstrap

が学べます。

 

それぞれの内容は以下になります。

 Illustrator

   ロゴやアイコン制作、レイアウトで使用するソフト

 Photoshop

   写真を加工・合成したり、美しいグラフィックを作ったりすることができる画像編集ソフト

 HTML

   webサイトの構造を決める言語

 CSS

   webサイトの見た目を装飾する言語

 JavaScript

   ボタンクリックなどのようなユーザーの動きに応じたwebサイトを作ることができる言語

 Bootstrap

   簡単に見栄えのいいwebサイトを作れるひな形であらゆる画面サイズに対応したレスポンシブwebデザインも学べる

と言われてもよくわからないですよね。

 

ざっくり説明すると

  1. IllustratorやPhotoshopでWebサイトのレイアウト制作ができるようになり、
  2. HTML、CSS、JavaScript、BootstrapでWebサイトを実際に作ることができるようになる

と考えてもらえば大丈夫です。

 

2. 料金は?

他のマスターコースと同様に 2ヶ月プラン、4ヶ月プラン、6ヶ月プランが用意されています。

何ヶ月プランを選択しても、学習する内容・ボリュームは同じなので、ご自身が学習に割ける時間を目安にプランを選択してください。

3. どんな内容?

各カリキュラムは教科書ベースで進めていきます。

カリキュラムごとに最終課題が用意されており、自分の理解度を測ることができます。

 

HTML / CSS / Bootstrapでは、最終課題として Webサイトの制作を行いました。

こんな感じのWebサイトが実際に作れるようになります。

 

 

IllustratorやPhotoshopの最終課題では、Webサイトのコンセプトを決め、ワイヤーフレーム(Webデザインの下書き)を作り、以下のようなWebデザインを制作しました。

 

 

 

Webデザインマスターコースの受講に必要なもの

Webデザインマスターコースでは受講に際し、以下の準備が必要になります。

 パソコン

 インターネット環境

 Google Chrome

 Adobe社のIllustrator CC / Photoshop CC

 

※Adobe社のIllustrator CC / Photoshop CCはご自身でご契約いただく必要があります。

 

※開発環境は、AWS Cloud9を使用します。AWS Cloud9はブラウザ上でコードを記述、実行できます。クラウドベースのため、インストール等の準備は不要でインターネットに接続できれば、どこからでも使用することができます。(よく意味がわからないと思いますが、HTML、CSS、JavaScript、Bootstrapの学習に際し、こちらで準備は不要と理解してもらえば大丈夫です)

 

 

CodeCampのメリット

1. レッスンを受講できる時間が長い

マンツーマンレッスンは 毎日 7:00から23:40 まで とかなり長い時間 開講されているのがありがたかったです。

 

平日も遅くまでレッスンを受けることができるので、

「休日は子供と目一杯遊びたい」

「休みの日は趣味の時間を確保したい」

という方でも、平日のスキマ時間を活用することが可能です。

私は、休日は自分の時間が欲しかったので、就業前やお昼休憩、仕事・家事が終わった夜のような平日の空き時間を使って受講していました。

 

ふーまま
ふーまま
もちろん休日もバリバリやりたいって人は、土日祝も受講できます!

 

2. 初心者でもわかりやすい

プログラミング・デザインともに全くの初心者でしたが、教科書の内容・講師の説明ともに問題なく理解することができました。

 

マンツーマンレッスンでは、ビデオ通話を通じて、自分のパソコン画面を共有し、講師が操作することもできるので、口頭で伝えられるだけよりも理解がしやすかったです。

 

教科書も初心者にもわかりやすい解説になっていました。

最終課題が難しいという口コミもありますが、教科書に載っている内容がほとんどで(もちろん自分で調べないといけないこともあります)、全然わからなくて手がつけられない!というレベルではありませんでした。

 

3. ポートフォリオ制作ができる

カリキュラム終了後、レッスン回数が余った場合、ポートフォリオ制作にあてることができます。

デザインを1から考え、コーディングしていくのは大変でしたが、講師のアドバイスを受けながらなんとか完成させることができました。

講師によっては教科書以外の質問は対応できない場合がありますので、ポートフォリオをみてもらえるかどうかは直接 講師に確認ください。(公式では、教科書以外の質問は対応不可とされています)

 

ポートフォリオとは何か

自分の履歴や能力を周囲に伝えるための作品集です。就職の面接やクライアントへの売り込みで、自分に何ができるのかをアピールする大切なツールになります。

出典:ポートフォリオの作り方(基礎編)

 

4. コース終了後も教科書が閲覧できる

半永久的に教科書が閲覧可能です。

受講期間を終えた今でも、たまに見直して復習しています。

※AWS Cloud9については、データの保持期限は受講期間+90日までですのでご注意ください。

 

CodeCampのデメリット

1. 勉強への強制力がない

教科書は自分のペースで進めていくため、自分の学習意欲を保ち続ける必要があります。

目標なく なんとなくで始めてしまうと、途中で挫折してしまう原因になってしまいますので、しっかりと最終目標を決めておくと良いですね。

 

受講申し込みをすると、一番はじめに学習スケジュールを作成してくれますので、これを参考に学習を進めていくことができます。

↓平日・休日に取れる学習時間を記入すると、スケジュールが自動的に組まれます。カリキュラムを読み終ったら、ステータスを「完了」にします。

 

「このスケジュール通りに絶対進める!」ぐらいの意気込みでやりましょう。

 

2. ちょっとした疑問もマンツーマンレッスンで聞く必要がある

マンツーマンレッスン受けるほどではないというちょっとした疑問がある時、チャットで簡単に聞ければいいなぁと思いました。

 

一応、チャットレッスン (15,000円/月)が用意されているので、どうしてもチャットでも質問したいという方は、そちらを利用できます。

(ですが15,000円/月は少し高いですよね。もう少し安くなってくれれば…)

 

チャットレッスンについては以下で簡単に説明します。

チャットレッスンでは、レッスン中に聞き忘れてしまったことや、後からふと気になったことなどを、レッスン回数を消費せずに直接講師に確認することが出来ます。

以下のように各講師がチャットレッスンを募集しており、申し込むと利用できるようになります。

 

3. キャリアサポートがない

CodeCampでは、転職や副業のサポート制度はありません。(キャリア相談はできます)

転職を目指しているという方は通常のCodeCampより、転職支援のあるCodeCamp GATEのほうが良いかもしれません。

CodeCamp GATEでは、現役エンジニアメンターとキャリアアドバイザーによる転職支援があります。

応募書類の添削や企業別の面接対策に加え、推薦状の発行をしてもらえる転職特化型です。

 

CodeCampでは副業・フリーランスの始め方について手取り足取り教えてくれるような支援制度はないので、副業やフリーランスを考えている方は、初めは自分の力で仕事を取る必要があります。

ですが、現役エンジニア講師にキャリア相談することはできますのでうまく活用していきましょう。

私はキャリア相談で、実際に副業を始めるにはまず何をしたらいいのかを相談しました。

クラウドソーシングサービスであるLancersやクラウドワークス、自分の得意を売ることができるココナラなどのサービスを教えていただき、そこでまずはどのような仕事を始めたらいいのかなどをアドバイスいただきました。

 

他のオンラインスクールとの比較

1. TeckAcademy(テックアカデミー )

こちらもかなり有名ですよね。

私は、CodeCampとTeckAcademyでかなり悩みました。

 

40分のマンツーマンレッスンがあるCodeCampに対し、TeckAcademyは

  •  週2回(1回30分)のマンツーマンのメンタリングサポート
  •  15時〜23時の間はチャットサポート

があります。

 

CodeCampは自分の好きな講師が選べますが、TeckAcademyは選べません。

週2回のメンタリングサポートでは、受講期間中 1人の講師が最初から最後まで みてくれます。

チャットサポートは 15時から23時の間、シフト制で勤務している講師が回答してくれます。(回答してくれる講師を選ぶことはできません)

 

CodeCampもTeckAcademyも実績のあるオンラインプログラミングスクールなので、マンツーマンレッスンに重点を置いたCodeCampがいいか、チャットサポートがついているTeckAcademyがいいか あとは好みの問題だと思います。

2. ヒューマンアカデミー (たのまな 在宅WORKスタートパック)

たのまなでは、オンライン映像と紙の教科書で勉強していきます。

勉強によるスキルアップができるだけではなく、副業・フリーランスに関するセミナーも開催されており、「クライアントが指名したくなるプロフィールの書き方」や「フリーランスに必要な確定申告」、「個人事業主の保険制度」の解説など 1から始める人のサポートも充実しています。

わからないことがあれば学校に行って講師に直接質問することも可能です。

私は、近くに学校がなかったのと、あったとしても子供が小さいため一緒に行くのは難しいと考え、受講には至りませんでした。

 

CodeCampがオススメな人

実際にCodeCampを受講してみて、以下のような人ならオススメできると感じました。

 自発的に学習できる

 教科書の内容だけでなく独学でさらなる知識をつける意欲がある

 仕事や学業と両立しながら身につけたい

 自宅で学びたい

CodeCampをオススメしない人

逆に以下のような人にはオススメできません。

 自発的に学習できない

 転職希望

 CodeCampの教科書や課題をこなしさえすればマスターできると考えている

 スクールに通いたい

まとめ

結論としては、CodeCampを受けてみてよかったです!

 

結果的に 私は、コーディングがかなり苦手だということがわかり、Webデザイナーの道を諦めましたが(笑)、

HTML/CSSの知識はこのブログを作るときにかなり役立ちました。

ブログで使っている画像もPhotoshopやIllustratorを使って、加工しており、

Webデザイナーとしてではないですが、別の形で学んだ知識を存分に活用でき満足しています。

 

しかし、CodeCampに限らず オンラインスクールは 強制力がないので、自分のやる気がかなり重要です。なんとなくで始めるのはおすすめしません。

 

以上が私がCodeCampを受講した感想でした。

この記事が、CodeCampの受講を迷われている方の参考になれば嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。